2026/07/01(水)
二極化が進む市場の現在地と今後の見通し
こんにちは!不動産売却専門店カウイエの塚田です!
近年は全国的な建築資材高騰やインフレの影響を受け、地方都市の不動産市場も大きく変化しています。
- 旭川市の不動産売買相場(2026年最新の目安)
現在、旭川市内で取引されている不動産の平均的な相場感は以下の通りです。
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物件種別 |
平均取引額の目安 |
特徴・相場の傾向 |
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土地(宅地) |
約700万〜950万円 (坪単価:約9.1万〜9.3万円) |
10年前と比較すると約13%上昇していますが、直近1〜2年はほぼ横ばい、または微減(前年比▲0.6%程度)の安定期に入っています。 |
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中古一戸建て |
約1,500万〜1,700万円 (築20~40年未) |
建築資材高騰の煽りを受け、新築戸建ての手が届きにくくなった層が「状態の良い中古」に流れており、需要が根強いです。 |
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中古マンション |
約1,000万〜1,200万円 |
旭川駅周辺や宮前エリアなど、利便性の高い中心部の物件が平均価格を牽引しています。 |
【補足】
旭川市の不動産は、北海道らしく**「土地面積の広さ」**が特徴です。一般的な戸建て用地でも100坪を超える物件が珍しくなく、これが総額の目安に影響しています。

- 2026年の市場動向から見える「3つの重要トレンド」
今の旭川市の不動産市場を読み解く上で、外せないキーワードが3つあります。
① 顕著になる「エリアの二極化」
旭川市全体の公示地価は平均すると横ばい傾向ですが、中身を見ると「人気の中心部・幹線道路沿い」と「郊外・利便性の低い地域」での二極化が非常に顕著です。
- 価格が維持・上昇しているエリア: 旭川駅周辺、宮前、東光、豊岡、神楽など、商業施設が近くバス路線やJRの利便性が高い地域。
- 下落傾向にあるエリア: 駅から遠く、公共交通機関が不便な郊外、または道幅が狭く冬場の除排雪が困難な地域。
② 新築高騰による「中古住宅シフト」
ウッドショック以降、新築の建築コスト(資材費・人件費)が高止まりしています。そのため、予算を抑えたいファミリー層の目が「中古一戸建て+リノベーション」に向いており、築年数が経過していても管理状態が良い物件は比較的早期に買い手が見つかる傾向にあります。
③ 「冬の管理(除排雪)」が資産価値を左右する
豪雪地帯である旭川において、不動産の価値に直結するのが「冬の暮らしやすさ」です。
幹線道路に出やすいか、流雪溝があるか、敷地内に雪を置くスペースがあるかといった「雪対策」の優劣が、売買価格や買い手の付きやすさを大きく左右する時代になっています。
- 【目的別】不動産を「売る人」「買う人」へのアドバイス
💡 不動産を「売りたい」方へ
旭川市全体の人口減少を考慮すると、郊外の物件や古い空き家、買い手のつきにくい土地は、今後さらに価格が下がるリスクがあります。相場が比較的高値で踏みとどまっている「今」が、売却のチャンスと言えます。実家の相続や住み替えを検討している場合は、早めの査定をおすすめします。
💡 不動産を「買いたい」方へ
エリアごとの価格差が明確になっているため、「安さ」だけで郊外の物件飛びつくのは禁物です。冬場の除雪の負担、将来的な資産価値の維持(売りやすさ)を考慮し、豊岡・東光・神楽などの利便性が確保された主要エリアから物件を絞り込んでいくのが失敗しないコツです。
まとめ
2026年現在の旭川市の不動産市場は、全体的な急騰期を過ぎ、「条件の良い物件が選ばれ、そうでない物件は苦戦する」という成熟期(二極化)を迎えています。売買を検討する際は、市全体の平均データだけでなく、狙っている「ピンポイントのエリア特性」をしっかりと見極めることが重要です。
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